「三方岩岳」の自然(白山白川郷ホワイトロード)
このページで紹介している動植物
タムシバ モウセンゴケ リンドウ
<タムシバ>2023年6月撮影
自然の家の周りでは3月の終わりに咲く「タムシバ」ですが、
標高の高い三方岩岳では、6月前半に見ることができました。
タムシバはモクレンの仲間で、木や樹皮を傷つけると香りがあります。
特にこのタムシバは、枝(柴)を「かむ」とミントのような爽やかな味がするので
この名前になったそうですよ。
<モウセンゴケ>2023年6月撮影
とても背の低い草です。
毛が生えており、その先っぽには甘い香りのするネバネバがついています。
これにつられてやってきた虫がくっつくと、その虫をつかまえて
消化・吸収してしまいます。
<リンドウ>2023年9月撮影
秋の花の代表です。根っこが薬になるようで、それが「竜の肝(きも)のように苦い」ことから
中国で「竜胆(リュウタン)」と名付けられました。それがなまって「リンドウ」となったそうです。