説明の時間が長い?

よく「活動の説明をお願いします」と言われますが、所員が活動時にするのは「単なる説明」ではありません。活動はひとつの教育活動であり、”授業”です。(社会教育施設でありますが、そのために学校教員が配属されています)
やり方だけを教えるのなら、例えば分数の掛け算のやり方は「分子は分子同士、分母は分母は分母同士掛ける」と一言で終わってしまいます。学校の授業とは違いますが、活動のやり方だけではなく、活動の目的や安全上の注意など伝えなければならない事がたくさんあります。また、興味を持たせるために実際の事例を紹介したりもしますし、活動は”その活動が時間内に無事終わる”ことより”その活動を通じて子どもたちが何を感じ学んだか”が重要です。(もちろんいたずらに時間が長引いたり、安全が脅かされることは避けなければなりませんが)
一つの活動には約30分の「授業の一部としての事前説明」が必要です。(イワナつかみはこれでも足りません)
職員に伝えたい”思い”が強いからこそ説明の時間がかかります。ただ、説明が数回に分かれた時に説明がかぶったり(職員は念押しのつもりで話しているのですが)、退屈に感じるほど一方的になることについては注意していきたいと思っていますので、是非ご理解いただきたいと思います。

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