まっつーだより⑫ジオチャレンジキャンプ秋

10月5日(土)6日(日) チャレンジキャンプ秋

1日目は、バスでホワイトロードに入り、滝めぐり、登り口三方岩駐車場到着して、秋山散策を行った。昨日の雨が心配されたとおり、駐車場付近はガスがかかり、秋山の景観が見れなかった。登っていくうち秋の気配を感じて毛氈コケのジュータンを見た。三方岩頂上(1736m)では駐車場付近のガスが雲海となりなんと大自然の美しいことか、参加者も大満足であった。なかなか言葉では表せないということはこのことだと実感した。

  

 

 2日目は、手取り峡谷ジオサイトとして、白山市ジオパーク・エコパーク推進課の日々野さんを講師として招き、楽しくジオの説明をしながら綿ヶ滝・鳥越二曲城・弘法の池・吉野どんど橋・鶴来手取川の甌穴を見学したり、実ったアケビ・サルナシを見つけて食したりした。化石も見つけることができて、活動への意欲が高いことが感じられれた。綿ヶ滝では、安全判断があいまいで、危険が伴うプログラムについての見直しが必要であり、所内反省会議を行い今後に向けての考え方の共通理解を図った。

参加者の感想から、「災害の時でも火をおこす方法を知ることができた。」「三方岩は何度も登っているが雲海が今までになく美しかった。」「足が筋肉痛になったけど自分なりに頑張った。」「ヤマカガシ(毒蛇)を見たときは驚いた。」「やっと探して貝の化石を見つけることができてうれしかった。」「最後に手取川の大きな大きな甌穴を見れてよかった。」様々な自然の豊かさとして感じ、おおむね参加者が満足できたジオキャンプであった。 

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