むねっちだより⑫「渓流イワナつかみ②」

残暑厳しい中ではあるが、曇り空でテントを使用せずに実施することができた。イワナつかみでは、小1から中3と幅広い学年の子供たちがいて、なかなか簡単にはつかめない様子も見られたが、家族が協力し合ってつかむことができた時には、子ども達の満足気なぴかぴかの表情が見られた。また、イワナのさばき方や串を通す作業は声を掛け合いながら取り組み家族のきずなを深めていた。

イワナが焼けるまでの時間を利用して渓流にて川遊びを楽しんだ。呼びかけに対してほぼ全員が参加する中で、心地よい渓流に体を沈めたり、堰堤に流れる水の下に入り滝行のようにして水との調和を楽しんだ。心配されたオロロの出現も比較的少なく、体全体で自然に溶け込み満喫することができた。

また、感想からは「川の匂い、イワナのイキの良さなど、五感で楽しむ体験ができました。貴重な川を使った体験がこれからも続きますように。」「普段魚をそんなに食べない子が”美味しい!”と言ってバリバリ骨や背びれを食べていたことが驚きました。自然の力は素晴らしいですね。」「子どもと一緒に生きた魚をさばいていただくという体験したことで、あらためて”いただきます”の意味を深く考えさせられた。」という声が感想に寄せられた。

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