むねっちだより⑬「秋の防災キャンプ」

夜の雨の影響で、緑の広場でのテント泊はできなくなり、部屋でのテント泊に変更になったが、その他の活動については、秋の訪れが感じられる素晴らしい天気に恵まれ、予定通りの日程を実施することができた。1日目は、開講式の後、バスで鳥越若原地区まで移動し明神壁登山を行った。登山道ではキノコや木の実など様々な秋を見つけながら、ゆったりとした気持ちで秋を楽しむことができた。また、最後の岩登りでは、家族ごとに声を掛け合いアタックしてもらい、手取川流域の雄大な眺望を楽しむことができた。午後からは、県防災アドバイザーを招聘し、親子で防災を考える講演会を実施した。講話だけでは小学生には集中して聞けない面もあったが、ナイトプログラムで実施した簡易ベットやトイレの組み立て、使用法を体験する際は、子ども達も積極的に参加し学び合う姿が見られた。

 

2日目は、野外炊飯を行った。薪割りやフェザースティックづくりにも挑戦し、家族で役割分担しながら目的をやり遂げる姿から、活動への意欲や満足度を伺うことができた。ファイヤースターターを使っての着火には苦戦していたが、それだけに成功したときの達成感が大きい様子だった。ご飯炊きも成功し、カレーをおなか一杯食べた。

参加者の感想から、「災害への備えを楽しく学び、その大切さがわかった。」「防災の知識を学びつつ、自然と触れ合い、新しい友を作り、貴重な時間を与えてもらった。」等、親子での体験や学びをもたらす良い機会となった。

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