しみずっちの窓から⑤            ~体験活動は自己肯定感を高める~

 

令和4年(2022年)7月28日

体験活動は自己肯定感を高める!

前々回のこの稿で、体験活動が自己肯定感を高めるきっかけになることを講演で話したと記しました。そもそも自己肯定感とは、ごく簡単に言えば「今の自分に満足している」ことを指します。この感情が高まることが、精神的幸福感(WELLBEING)をもたらすともいわれています。

しかしながら、内閣府の調査結果によると、日本の若者たちは、他国に比べて至極自己肯定感が低く、「存在の不安」を常に抱えて生活しているようです。日本の子どもたちの自殺率が高いのも気になりますね。 自己肯定感調査結果(pdf)を参照下さい

なぜこれほどまでに自己肯定感が低いのか、私見を含めて理由を述べるとすれば、若者自身が育ちの過程において、自らが選んで実行し、達成できた、その積み重ねとなる体験が少ないからだと考えます。逆の視点から誤解を恐れずに言えば、子どもの成長によかれと与えすぎてきた親や周囲の働きかけ(過干渉)があだとなっているのではないかとも思うのです。

「自ら考え、行動する力」が求められている社会にあって、未来を生きる子どもたちには、子ども時代にこそ自分に自信をもてるような機会や働きかけが必要です。

そうした観点から言えば、感動を伴う自然体験は子ども自身の探究心をくすぐります。「なぜ、どうして?」と自ら考えを深める中で、自然や社会を深く理解しようとします。そうした自分らしく、楽しい学びが生き抜く力の土台(エネルギー源)となるはずです。

国立青少年教育機構の調査結果によれば、「自然体験が多い子どもほど、自己肯定感や探求力が身につきやすい」「子ども時代の体験活動が多い人ほど、道徳観、正義感が強い」という結果も出ています。自然体験の機会を提供する私たちとしても、ある意味よりどころとなる心強い結果です。  自己肯定感調査結果(pdf)を参照下さい

この夏休み、コロナ感染に注意しつつ、ご家庭や地域においても、身近にできる体験活動に取り組んでみませんか?

施設としても、今後も子どもの達成感や自己肯定感が高まる体験活動の提供をより課題意識を持って取り組んでいきます。(乞うご期待!)

 

自己肯定感調査結果pdf

 

 

 

 

 

 

ac_unit 冬季利用について